七転八倒堂

「美味しい紅茶でも飲みながら愛を育もうじゃないか」
　くすくす笑いながらぽちっとな。
　牛尾が何か壁をいじくったと思ったら、何か微妙な地鳴りが聞こえて来て、背後が恐ろしくなる。
「僕の秘密基地にようこそ☆」
「部室の地下にこんなもん作るなっす！！！！！！」
「おや。元気が出たね」
「こういうのは元気って言わないっす！っぷし！」
「ああ、ほら、君が頑なに拒むから風邪引きかけてしまってるじゃ無いか」
「僕の所為っすか？！」
　相変わらず牛尾のペースで地下の牛尾の部屋に連れて行かれる。
　暖房をつけて、お風呂を薦められる。
「・・・・・・」
　なんか嫌～な予感がしたけど、風邪ひくのもバカっぽいし。
「じゃあ、お借りするっす」
「どうぞ♪」
「・・・・・・・・・覗かないで下さいよ」
「分かったよ～。でチョコ貰っていい？」
「・・・・・！そんなもん無いっすよ。僕男っすからね！」
　ぷいっとそっぽを向くと含み笑い。
「ウソ下手だね、子津くん。僕知ってるんだよ？鞄の中にチョコ入ってるの」
「な・・・なんで・・・・。・・・・人に貰ったんす！」
「あー。そんな事言うと僕傷つくよ？他の人から貰ったなんて。僕がいるのに」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「これはもうお仕置きしか無いよね」
「・・・・・・・・・だって」
「ふふ、そんな顔しないの。悪かったって思ってるなら」
「ごめんなさい」
「はい、よく出来ました」
　にっこり笑って許してくれる所は流石に年上だと思う。
「で、くれるよね。・・・・・・・昨日一生懸命夜に隠れて作ってくれてたでしょう？」
「所でなんでわか・・・・・。・・・。」
　なんか今後で加えた牛尾の言葉がおかしかったような。
「何で昨日作ったの知ってるんすか？」
　しかも親にみつからないように隠れて作ったのを。
「え？そりゃ恋人の事全部知りたいと思うだろう？」
「・・・・・・」
　わなわな。
「でも、一番いいカメラセットしてて良かったよ」
「・・・・・・」
　ぶるぶる。
「さ、早くお風呂に入りなよ。今日はちゃんと僕が抱いて寝てあげるからね？」
　昨日『えへへ、キャプテン喜んでくれるかなあ・・・。御門・・・さん』とか呟きつつ枕を抱き締めたの。
「ああ、御門さんって言うのは本人がいる時にしておくれよ」
　お陰で昨日は寝れなかったよ、と笑う牛尾に。
「このバカ―――――！！！！！」
　平手が飛んだのは間違いない。

END

＝懺悔＝
いや。分かります。
どこがプラトニックラブなのか。
どこだろう。適当～につけちゃったからな・・・（ダメじゃん）
しかも微妙な牛尾さんと子津くん。
あれ～？（あれ～じゃない）
しかもこの後まったくプラトニックじゃねえ展開だと思われます。
続きは書くのか書かないのか・・・・・。
びみょ～なので済みません・・・
変は所で終ってすみません・・・
やまなし・意味なし・オチもなかったです（いつものことだが）
水野八百起　２００４．０３．１０

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