■【タイム・リープ〜凍結氷華U〜】■
end
■9話〜17話(完結):あとがき■ お…おわりまし…(がくっ) すみません、今回も、ノリと思いつきとよく分からない現象ばかりのお話になりました…。 本当、語彙と知識の不足加減は毎回泣きをみます…。うう…。 今回も、色々と現実的に無理な話がてんこもりなんですが、まず第一に何が起こってるかわからない感じて大変申し訳ないです…。 とりあえず、お客様の想像力をフルに使っていただいて、なんとなく読んでくだされば幸いです★(アハハハ…ハ)orz では、ええと、各話のお話おば。 9話。気持ちを認めた竜崎は、月くんばりに凄いぜ?というお話(笑)とそして、月くんの発作のお話でした。 気持ちを認めた竜崎は、むしろ自分に頓着しないところから、月くんより性質が悪いです♪(^^) そして月くんの発作。心因性のものです。PTSD…というのかな。 月くんには色んなことを体験してもらって、二人の間をより深くして欲しいと思っています。 10話。そして、ようやく月くんと南空ナオミの対面です。 この二人が顔を合わせるシチュエーションはずっと書きたかったものでしたが、二人が対面するとなると南空がレイとの子供を身篭っていて、生きているという前提しか無かったので、随分悩みました。 また違う作品で、同じようなことをするかもしれませんが、ひとまず満足ですvV キラを一番弾劾できるのは、総一郎さんが亡くなった後の粧裕ちゃんか、南空ナオミかな…と。総一郎さんや、幸子さん、L(特にワタリの死後)なんかもその対象だとは思いますが、ありのままに、心のままに「キラ」を非難できるのはこの二人だと個人的に思っています。 特に南空ナオミは月くんとL双方に関わった人物なので凄く対面させたかったです。 11話。松田(さん)の「前のLといい、ニアといい」のわだかまりの回。(笑)相沢さんなんかは最初からLを嫌っていたので、もし相沢さんがそう言ったとしても大丈夫なのですが(それはそれで怒るけどね(笑))、松田(さん)が言ったっていうのが、連載当時怒天髪をつきまして…。 某Cサイトさまと某Sサイトさまの素敵過ぎる小説のお陰で捜査本部へのわだかまりは少なくなった昨今ですが、とにもかくにも非難してもらいたくて、月くん自身にも分かってもらいたくて、こんな形になりました。いつか捜査本部の人々がもっと竜崎のことを分かってくれるようなお話もかけたらいいな。 12話・13話。月L(月)障害最大のテーマ。キラとLであるということは分かっていてくっついた場合、やっぱりLの責任って大きいですよね。二人がくっついてくれたら凄く嬉しいけれど、それは同時にLも月くんの罪の半分を被ることでもあるんですよね。 月くんを弾劾できる人物に南空ナオミをあげましたが、同時にLを弾劾できるのも彼女しかいないと思い、このお話をここまで持ってくることが出来て、嬉しさのあまり本当に脱力しました。沢山書きたいところはあったけど、ここ、凄く書きたかった。 (一応)原則沿いパラレルとして、『Call』『残酷ピエロ〜』を書きましたが、また一つ自分の中の荷物を下ろせた感じです。 月の重荷をLと二人で分けるのと同様に、Lの荷物も月くんと分かつシーンがかけて、未熟ながらもとっても満足でした。(笑) 14話。原作の最後、一番偉い人になった相沢さん。Lのやり方に反対する相沢さんは結構好きな人でした。「きみが解放をすすめなければ〜!」とか「メロを悪くいわないでー!」とかまあ、色々思うところはあるのですが(笑) 15話。どうしても「キラであることの誇り」を月くんに言って欲しかった。 実は私は半分以上キラ肯定派のはずなんですよね。おそらくLがいなくてLが倒れず、月くんが一般市民を犠牲にしなくてゲームとして捉えているのではなかったら、かなりの肯定派だったかもしれません。 いけない事だとは分かっていても、理不尽には腹がたちますので…、気持ちは分かるというか。 でも、特にLが倒れて、どうしても悲しくて、悲しくて、最近までは少しの余地を残してかなり全力でキラを否定してきたのですが(今回も否定気味なんですけども) 今回は月くんの心の奥底に残っていると思われる、キラの誇りも持ち合わせていただくことにしました。 16話。表現するのに凄く手間取った回。もう、本当にどうすればいいか(涙) 雪山なんて行ったこともないし、ヘリとかの知識もまったく無いしで…。全部想像というか、妄想…orz 毎回毎回適当で申し訳ないです…。 とりあえず、竜崎が格好よく助けに来てくれればなんでも良かったんです(苦笑) あと、被害者であるはずのナオミの「ありがとう」 17話。月Lの子供、フォー!(古い) ありがちだと思いますが、子供の名前は光(ヒカリ)ちゃん。月くんは子煩悩(笑) メロと粧裕ちゃんの関係は、途中でI様に指摘されてドキー!としました★(喜) そうなんですよ!メロは粧裕ちゃんに負い目があるし、(傷心中だし)あまり無碍にできないんです。それで月くんとの妹の血(強引)もあって、めでたくゴールイン。 実はメロ粧裕も好きな水野です(雑食!) 凍結氷華の題名は氷に包まれた世界の中でも人類の希望・笑顔がきらめく様子、実は光ちゃん(と光ちゃんを見つめる月L夫婦)のイメージなのでした。 そんな感じで4月1日の閉鎖に間に合わないー!とヒイヒイ言いながら修正してからのアップなのですが、なんだか物凄いボロボロな気がします。 それでも最後まで読んでくださった、心優しい皆様には感謝ばかりです。 連載途中にメッセージもいただいて、皆様には多大なるパワーをいただきました。本当に有難うございます! 因みに、もう時間がありませんので、メールフォームよりいただいたメッセージの返信はできませんが、よろしければ一言いただけると幸いです。 最後までお付き合い有難うございました。 少しでも楽しんでいただけることを願って。 2008.03.29 水野やおき ■1話〜8話:あとがき■ 一気にアップしようと思いましたが、やっぱり長いので3回くらいに、わけて…。(スミマセン…) 1話。1巻の布団をかぶって自問自答しているところが印象的でした。あれこそが本来の姿、というか。 傷を負った時、それが強ければ強いほど、発狂するか、それを封じ込めるかに分かれるんじゃないかと思うのですが(その両方もあるか)、月くんは自らの口で総一郎さんに告白してから、その封印が溶けてきた、という状況にある…という感じです。 月くんが興味本位でノートに名前を書き、(まあ、ノートに書いたくらいで人が死ぬわけないと思いますもんね…チェーンメールみたいな暇つぶし、みたいな感覚もわかります)魂を取られるかもしれない、死ぬかもしれないと思ったら、せめてその間だけでも生きている証を残したいと思い、ノートに凶悪犯の名前を書き連ねた。 そう思ったら、『退屈だったから』という言葉に『それでLを殺したんかー!(L限定か)』と憤慨していた私ですが(笑)、『退屈だったから、そのノートに名前を書き込んでみただけで、本当にそうなるとは思わなかった。けれども、そんな死神のノートを使ってしまったのなら、当然死は免れないだろう。今、死ぬの?僕はいつ死んでしまうのだろうか?命をとられるとしたら…』みたいな感じで思っても仕方ないのかな、と。 月くんには退屈ではあったけれど、輝かしい未来も持ち合わせていただけで、それなりの野心もあったと思うんですよね…。でもいきなり余命宣告をされたみたいになって。人を殺した、自分もいつ死ぬか分からない。死ぬのなら、出来るだけいい世の中にして行きたいと思っても仕方のないこと(月くんの心情的には)のような気もします。そしてそれだけ書いてしまったら、月くんの性格上もう後には戻れない。…本当悪魔のノートです(死神だけど) そんなわけで、月くん一人だと耐えられなかったこともLと一緒だったら大丈夫だよ…!ということで、月くんが月くん自身を取り戻すために苦しんでいただきました。 2話。膝枕に萌えます(笑)。しかも一途なのが好きなので、竜崎には足が痺れても我慢★していただきました(笑)月くんは恥ずかしさのあまりに悶絶するといいよ! ミサに関してずっと思っていたこと。ミサは確かに月がいなければ生きてはいけないと思います。でも、それは月がキラである前提での話。確かに並々ならぬ愛情をもっていて、月のためなら死んでもいいというのは嘘ではないと思います。 もしも、目の前で月が誰かに殺されたら、恐らくミサも死ぬでしょう。でも月がただ死んだり、失踪したというだけなら、多分ミサは死なないんじゃないかと思ってます。(原作ではあいまいだけど映画でも死んでないしね) ミサはどっちかというと、恋に恋するタイプで、一途ではあるけど私的にはなんかちょっと違うんですよね…。それは「友達は裏切りません」とか、「死刑(高田とキラ)」でのあっさり自分の言葉をひっくり返している所で、きっと月への感情も『そう』なんじゃないかと。 まあ、人間としては当たり前のちょっと芯の強い女の子、なんでしょうけど。 なので、ミサは月の失踪後最初は暴れまくっていたけど、普通に芸能界に打ち込んで生きてきたとしました。最初の5年は月が帰ってくるのを待っていたと思いますが、年が経つにつれて他の人に恋したりもしてたんじゃないかな…という所です(ミサ好きな方、本当にすみません) 3話。松田さんは無神経なところもありますが、まあ普通にいい人なところもありますよね、という話。 私の中では『この野郎リスト(竜崎を貶したから)』の上位さんなのですが(笑)その性格上役回りとしてまあまあな役回りになった感じです(笑)(松田さんが好きな方もすみません) 4話。閑話休題。前々からこの二人の子供にはこの名前しかないと思っていた名前をちょいだし(笑)ラブラブな月L。 5話。やっと粧裕ちゃんとの再会を果たすことが出来ました。…長かった。 そして、即座に粧裕ちゃんを落す竜崎(笑)血は争そえないってヤツです。(実は粧裕×竜崎も、竜崎×粧裕も好き←雑食) 6話7話。粧裕ちゃんごめんねな話と同時に結びついてきた竜崎と月の絆というやつも表現してみたかった回。『どうしますか、とは聞かなくてもいいですか』と竜崎に言わせてみたかった。一蓮托生。 8話。いつもより一話が長くなりました。スミマセン…。凍結氷華1の終わりで既にくっついた二人ではありますが、今回は全て月くん視点で書いたので、月L的には竜崎の気持ちを悟るここが一安心ポイントでした。(いつか最初は本当に大っ嫌いだったところから書いてみたい。無意識に惹かれるっていうのも外して) 今回の月くんはいつもより(当社比)立場が弱くなっているので、『僕はこの人が好きです。』と言わせるのがとても楽しかったです。心持は月L月(笑)骨の髄まで愛し合えばいい。 update:2008.03.27-水野やおき SerialNovel TOP |