■【裁きの剣】■ 11

「ぎゃあああ!えるぅぅ〜っ」


【裁きの剣】


しまった。
Lはそう思った。
とんだ間違い、計算違い。私ともあろう者が、こんなミス。
思ってLは渡り廊下の柱に寄りそうようにして目をきつく瞑る。

困った。
非常に困った。

それもこれも、夜神月が元気過ぎたお陰だ。どうしてくれよう、この野郎。
Lは八つ当たりするように思考する。
しかしそれを許したのは自分自身だ。どうしようも無い。
「………ッ、」
ぞくりとした。
中にあった熱の残滓がより集まってLを未だ脅かす。
喉が小さく痙攣した。
今はゆっくり眠っているだろう月の姿を思い起こす。
なんだか少し腹が立った。
「ぁ…」
とろり…とそれが溢れ出した。
生暖かいソレが内股を這う。
その感覚は、つい先程の情事を思い起こさせるに最適で。
体が一瞬で熱くなる。
(…全く!もうこんな事は御免ですよ…)
みっとも無いったらありゃしない。お互いの熱に浮かされている間はまだマシだが、こんな所で独り残痕に酔わされているなんて最悪。
残された液体が刻まれながら溢れ出す。
それに歯を食い縛り耐えながら、はたと気付いた。
このままでは廊下を汚してしまう。それだけは御免だ。
伝う液が落下しない内にLは回廊から内庭に飛び降りる。
ちりりん、と鈴の音がやけに耳についた。
もう少しで用意された離れの厠に辿り着くのに…とLは苛立ちを隠し切れない。
とぷとぷ…っと月の残した精が零れ落ちてゆく。
「っ…、ぁ…、、、」
声を殺して綺麗に植わっている枝を掻き抱く。
まだ情事の余韻は色濃く残っていて、思い通りにならない体を宥めながら、熱くなる息を吐き出した時、
「えるっvV…、うわーっ!ぎゃあああ!えるぅ〜っ!!」
Lの鈴の音を犬並に聴きつけたメロが飛び出し、うずくまっているLを見つけて
悲鳴を上げた。


Lは頭を抱えた。



To be continiued


…アトガキ…
あまりぇろが書けなかったので、Lたんに一人でぇろくなって頂こう、と考えましたが、見事惨敗…(笑)
もしかして私ぇろ文は更に苦手なんでしょうか。精進いたします…はぃ
そしてLたんが相当Lたんっぽくなくなりました。
ぉうジーザス!

水野やおき
2005.10.02


≪back SerialNovel new≫

TOP