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ずるずると半ば引き摺るように歩かされながら、出入り口のアルミライトを横切る瞬間、月の声が聞こえた。 「アルミライトの月に誓って」 アルミライトの、月？ ここの扉はＬの手でしか開けない。このアルミライトはＬの手でしか光を灯さない。 私は眉間に皺を寄せた。確信犯か。 （つまり、私次第ということですね。上等です） 二人が扉の中に消えると、ゆっくりとアルミライトの月は眠りについた。 ＥＮＤ …………………………… ▼後書き。 CelestialBlueのアデ様（Ｌ月サイト様。大好き！）に捧げた初めてのＬ月です。 アデさんがＬ月だと太鼓判を押してくださったので、何があってもＬ月だと言い張ります（笑） Ｌ月の魅力を、新しい世界をしこたま注ぎ込んでくださった方がアデさんです。 元々心はＬ月（躰は月Ｌ（笑））の方が好きだったので（自分が書くものは微妙ですが…） 書いていて、とっても楽しかったです。 Ｌは格好イイのがいい…！ハアハア！最近は月くんが小悪魔風なのもかなり好きなんだぜ！！ 二人はもう、こう…！！！いつまでも追って追われてればいい…！！ 因みにＬが『パズルは解かねば、ゲームは勝たねば、敗者』と言ってますが、これはアデさんの作品の影響です。 メロの十字架はＬのものに違いない！とは思っていたのですが、ニアのこのセリフは当初ニア自身のセリフだと思っていたんです。（んで、『ニアこの野郎！！』って思ってた（笑）） 原作では明言されてはいませんが、そんな時にアデさんの作品に逢って、価値観が１８０度変わったんです。急にニアが愛しくなった（現金だ！） それで更に妄想は進み、原作のニアの『ゲームは勝たなければ、パズルは解かなければ、ただの敗者』とはちょっと違った形でＬに言ってもらいました。 再出発を切欠にこれからもちょこちょこと書いていきたいと思ってます。 文中、ほんのちょっと修正しました。 サイトにアップ2008.10.31 ≪new[3] NOVEL back≫ [0]TOP。 |